やれやれ、やっと19日だね。2カ月ぐらい書けてるのかな?
昨日はfootnote*1を使ってみたが、やっぱりどうも好きになれない。
本当は、たかだかブログのくせにペダンティックでなんとなくクリスタルな感じが嫌いじゃないのだが、しかし前から(他人のブログで使われているのを見て)思っていたけど、やっぱりこれって中途半端だ。titleで表示される内容はマウスオーバーしていても一定時間で消えちゃうし、一番困るのは脚注側から本文側を容易に参照できない。申し訳程度にリンクされているだけである。
つまりこれだと、脚注を読んでいるときに本文を反芻しづらいのだ。脚注というのは、本文と突き合わせながら読めることが当然だと思うので、本文の合間にTIPS的に挿し込まれるためだけのものなら不完全だ。ひょっとして、ぼく以外のみんなが、脚注を読むときに本文のことなど意識していないというなら、または本文をすっかり諳んじているから本文側を参照させる意味などないというなら、ぼくの認識が間違っているのだろうけど。もちろん、そうじゃないでしょう。ごめんなさい、変な言い方して。それに、なんだか面白そうなことを言っていないかと、脚注だけを読むことだって読者の楽しみとしてはあるのに、はてなダイアリーの脚注は、たいていの場合、脚注だけではなんだか意味をなさないことが多い。
一応、ある程度脚注としてきれいに読めるようにしてみたつもりだが、それでも気に入らない。エディトリアルな美しさを感じない。結局これは、「ブログで脚注っぽいことをやってみました」という、ちょっと気取ったお遊びレイアウトみたいになってしまう。なんとなくクリスタル未満な感じになって、使うにあたって小恥ずかしい。こういうものは、スノビズムから発するのであればなおさら、不愉快なほどに完全な機能があることを前提に実装させないと格好が付かないと思うのだが。
ううん、なんかちょっと思い直した。あくまで紙に印刷されるなら、この形式でもありだと思うんだけど、ブラウザで見るにはずいぶん見にくいということかなあ。

*1:footnote……ここでは、はてなダイアリーの本文に挿入できる脚注のこと(つまり、このテキスト)